ドイツと日本 価値を共有するパートナー

日独外相会談 画像を拡大 日独外相会談 (© dpa)

ギド・ヴェスターヴェレ ドイツ連邦共和国外務大臣は、就任後初めて日本を訪問し、軍縮、アフガニスタン、貿易関係の拡充等の重要問題で幅広い意見の一致を確認することができた。同大臣は東京で「軍縮は私たちの時代の中心的問題である」と強調した。


ヴェスターヴェレ外務大臣は、「ドイツと日本は、多くの面で利害が一致し、価値観を共有するパートナーである。これは特に軍備管理について当てはまる」と語った。同大臣は、岡田克也外務大臣との会談後、「我々は、今後10年が軍拡ではなく、軍縮の10年となるよう共に貢献していきたい」と強調した。岡田大臣は、核兵器のない世界を実現するために、両国が主導的な役割を果たすべきであると強調した。

両大臣は、両国外務省に対し、共同で国際社会に提案すべき軍縮イニシアチブならびにコンセプトを策定するよう指示した。


イラン核開発問題に関する明確な立場

ヴェスターヴェレ大臣は、「イランの核兵器保有には明確に反対しなければならない」とのドイツの立場を改めて強調し、「我々は、核軍縮が時代の要請であることを確信している」と述べた。

岡田大臣は、イラン核開発問題が対話によって解決されることを期待するが、もしそれが成功せず、国際社会が制裁を決議するならば「日本も躊躇しない」と述べ、国際社会がイランに対し制裁を科すことになれば、日本も場合により同調する姿勢を強調した。

アフガニスタンにおける連携の強化

ヴェスターヴェレ大臣は、日本が発表した民生分野におけるアフガニスタン復興支援策を高く評価した(日本政府は、今後5年間で50億米ドルの支援策を公表している)。

同大臣は、「同支援策は、責任を段階的にアフガニスタンに移譲していくための、多くの望ましい効果が期待できるものである」とし、「学校、道路、水道、エネルギーなどあらゆる分野を発展させ、アフガニスタンの自律的な治安維持を可能にしなければならない」と述べた。

日独両国は、保健分野において、アフガニスタン北部における病院建設により治安情勢の安定への寄与を目指す、との具体的な連携の強化に合意した。

一月下旬のアフガニスタンに関するロンドン国際会議について同大臣は、「我々は、幅広い政治的アプローチを必要としているという点で一致している」と述べた。

対日経済関係の強化

御手洗富士夫日本経団連会長とヴェスターヴェレ外務大臣 画像を拡大 御手洗富士夫日本経団連会長とヴェスターヴェレ外務大臣 (© Thomas Köhler/ Photothek)

またヴェスターヴェレ大臣は、日独貿易を拡充する必要性を説き、「両国の経済関係にはまだ巨大な潜在的可能性がある。貿易障壁を削減することも外交的課題である」と述べた。

同大臣の訪日にはハイレベルの経済代表団が同行した。

御手洗富士夫日本経団連会長との会談では、投資先としてのドイツの良さを紹介した。

明治神宮参拝

ヴェスターヴェレ外務大臣の明治神宮表敬参拝 画像を拡大 ヴェスターヴェレ外務大臣の明治神宮表敬参拝 (© dpa)

ヴェスターヴェレ大臣は鳩山由紀夫総理大臣を表敬訪問し、懇談を行った。訪問前には明治神宮を参拝し、儀式に深い感銘を受けたとしている。

ドイツ外務省HP(ドイツ語原文)

ヴェスターヴェレ外務大臣の訪日

ヴェスターヴェレ外務大臣の訪日

ヴェスターヴェレ外務大臣の訪日(2010年1月14日~15日)

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Außenminister Westerwelle in Japan Januar 2010