連邦遠距離道路
(© Weigel, H.G., ITW-Film)
ドイツ連邦共和国は、交通の通過国としてはヨーロッパでナンバーワンです。個人の遠距離交通に対処するため、ドイツには231000kmの道路網があります。現在その中で、約53400km(23 % )が連邦遠距離道路で、そのうち約12500kmがアウトバーン、約41000kmが連邦道路です。これらの高機能な道路網は、ドイツの地理的条件だけをとっても、交通の制御のために大きな意味を持ち、その意味は増し続けています。国内の道路交通の半分以上は、連邦遠距離道路が担っています。
最新の予測によると、ドイツにおける貨物輸送は2050年までに2倍になり、その多くは長期的に道路で輸送される見通しです。また旅客交通においても、人口動態の変化にもかかわらず、相変わらず車が長期的に重要な役割を担い続ける見通しです。
連邦遠距離道路は、将来も近代的で高性能なインフラへの要求条件を満たすよう、今後も道路網の空白部分を埋め、アウトバーンを拡張します。これによって、国民経済の上で大きな価値を持つ現在の道路インフラを持続的に保全して機能を保つと共に、他の交通機関との接続も最適化します。
高度工業化社会におけるモビリティの確保においては、個人交通と公共交通を緊密に結んで全体として高い効率を達成し、旅客輸送や貨物輸送におけるドイツ政府の温暖化防止の目標に確実に配慮する事が必要です。
トラックのアウトバーン通行料金、週末の走行禁止、学校休暇期間
トラックのアウトバーン利用料金
ドイツのアウトバーンでは2005年から、12トン以上のトラックは、自家用車に比べると舗装材の摩滅度がはるかに高いことから、自家用車より高い利用料金を、走行距離に応じて支払わなくてはいけません。料金の計算は、衛星を利用した最新式のシステムで走行中に行います。(詳細はwww.tollcollect.de).
トラックの走行制限
日曜と祝日の0時から22時の間、被牽引車を伴う7.5トン以上のトラックは走行できません。道路交通法の第30条第3項1の規制は、ドイツの道路全てに適用されます。
走行禁止の適用を除外されるのは:
―距離的条件を満たす鉄道と車の混合交通
―距離的条件を満たす船と車の混合交通
―腐敗しやすい食品の輸送(帰りの空便の走行も含める)
―連邦給付法(非常事態法)に基づく走行
(詳細は、連邦交通・建設・都市計画省HP(www.bmvbs.de)の道路交通法(Verkehr, Straße, Straßenverkehrs-Ordnung)をご参照ください)
これに加え、道路交通法に付随する行政規則によれば、以下のような走行も規制除外となります。
―トラクターだけの走行
―補助貨載面積が小さい牽引車
―運搬する物が車両の設備の一部である車(例:商品展示車)
各州の道路交通管轄官庁は、道路交通法第46条第1項7に基づき、申請に応じて個々の事例ごとに、または特定の申請者に対して全般的に例外措置をとる事ができます。これに際して行政規則は、緊急性の高い場合にのみ例外措置を許可しています。経済的あるいは競争上の理由だけでは、例外措置を行なうには十分ではありません。
大型トラックに対する日曜・祝日の全般的走行禁止に加え、毎年7月と8月は、特に交通量の多い特定のアウトバーンや(少数の)連邦道路で、土曜日も7時から20時まで、走行禁止措置が適用されます。 (ウエブサイトを参照).
休日
元旦
聖金曜日
復活祭の月曜日
メイデー (5月1日)
キリスト昇天
精霊降誕祭
キリスト聖体の祝日(バーデン=ビュルテムベルク州、バイエルン州、ヘッセン州、ノルトライン=
ヴェストファーレン州、ラインラント=ファルツ州、ザールラント州のみ)
ドイツ統一の日(10月3日)
宗教改革記念日(10月31日)(ブランデンブルク州、メクレンブルク=フォアポメルン州、ザクセン=アンハルト州、チューリンゲン州のみ)
万聖節(11月1日)(バーデン=ビュルテムベルク州、バイエルン州、ノルトライン=ヴェストファー
レン州、ラインラント=ファルツ州、ザールラント州のみ)
クリスマス休日 第一日、第二日