ドイツ統一
ベルリンの壁崩壊からドイツ再統一へ
1990年10月3日午前0時。国歌の響く中、ベルリンの旧帝国議会議事堂前に「ドイツの旗」が、今や統一ドイツの旗として掲げられ、ドイツの分断は克服されました。以来、この日は「ドイツ統一記念日」としてドイツ国民の祝日となっています。
それは家族を引き裂き、ほぼ30年間ベルリンとドイツ全土を分断し、鉄のカーテンのシンボルとなっていました。1961年8月13日のベルリンの壁建設によって、強いられたドイツの分断が始まりました。ベルリンの壁建設50周年を記念して、今年8月、様々な場所で、ドイツの現代史に決定的影響を与えたこの出来事をふりかえる行事が催されました。
ベルリンの壁建設50周年記念式典(2011年8月13日 於 ベルリンの壁記念館)
2009年ドイツでは、大きなお祝いが2つあります。60年前には基本法が発布され、ドイツ連邦共和国が誕生しました。また、20年前の11月には、ベル リンの壁が崩壊したのです。これらの歴史の転換点によって区切られる期間は、戦後の奇跡の経済復興から、1989年の冷戦終結に及ぶ時代です。この数十年間は、建国間もないドイツ連邦共和国が、西側の民主主義と結びつき、学生運動が政治文化や社会に対して、後の時代まで残る影響を与えた期間でした。
建国60周年、壁崩壊20周年(2009年)